週末の7日午後の韓国、光州(クァンジュ)の市場は活気が失われたようであった(提供:news1)
週末の7日午後の韓国、光州(クァンジュ)の市場は活気が失われたようであった(提供:news1)
「IMFの時はお金の心配だけすればよかった。今はお金の心配、新型肺炎の心配、子どもたちの心配のため、もっとつらい」

新型コロナウイルス感染症の拡散のためか、週末の7日午後の韓国、光州(クァンジュ)の市場は活気が失われたようであった。

週末という言葉が色あせるほど人影はほとんどなく、マスクをしたごく少ない買い物客もたやすく財布のひもを緩めなかった。それでもこの市場の商人たちは朝早くから毎日のように働いている。

魚市場のある70歳の商人は「朝早く店を開けると最初の仕事は残った魚を捨てることだ。毎日その前日に売れなかった魚を捨てながらその日の商売を始める」と語った。

この市場で数十年間水産物の商売をしてきたこの商人は「IMFの時よりもっとつらい」という言葉を市場の商人同士でよく口にすると語った。

また「IMFの時はお金の心配だけをすればよかったが、今はお金の心配に新型コロナの心配、また他の地域にいる子どもたちの心配のため、一日中これらの心配でいっぱいになっている」とも語った。

「この頃、市場の状況はどうですか」という質問に他の商人も手を横に振っていた。

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